作付面積 | 1.5ha |
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出荷量 | 72t(令和5年度現在) |
産地としての特徴
アイベリーは数あるイチゴの中でも栽培の難しい品種です。
千葉県、静岡県、佐賀県などの限られた産地で栽培されています。JAかとり管内では小見川、栗源、東庄地区で栽培され、小見川イチゴ部会は主に市場出荷を、東庄地区は観光農園を中心に生産されています。
美味しさのポイント
一般的なイチゴは、15〜20g程度の大きさなのに対し、アイベリーはその倍近い20〜50g程度の大きさがあり、中には80gまで大きくなるものもあります。大変食べ応えのある品種で、香りも良く程よい甘みと酸味でジューシーな味わいです。
出荷時期
おすすめレシピ
イチゴジャム
【材料】
- イチゴ
- 砂糖(イチゴの半分くらいの分量)
- レモン汁
【作り方】
- ヘタを取り、軽く洗ったイチゴを大きめの鍋に入れて、砂糖をまぶします。
- しばらくすると、果汁がしみだしてくるので、弱火で 火にかけじっくりと煮込みます。途中、適度に灰汁を 取りながらレモン汁を適量加えます(粘性と酸味を付けるのが目的なので、好みにより入れなくても良いです。)
- そのまま、ほどほどになるまで煮詰めて完成です。瓶詰にする場合は、あらかじめ瓶を熱湯で温めておくことでしっかりと閉めることができます。
イチゴの栄養
イチゴはビタミン含有量が特に多い食品です。ある程度の量をまとめて摂取することが多いので、風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに効果が期待できます。また、赤い色素はアントシアニンと呼ばれるポリフェノールの一種で、眼に良く、ガン予防にも効果があるといわれています。
アイベリーの豆知識
おいしいアイベリーの見分け方
まず、ヘタの近くまで十分に色がついていて、なるべく色ムラが少なく、表面に艶があり産毛の残っている物を選びます。また、鮮度が高いものは、ヘタの緑が鮮やかで先がしっかりと立っています。
パック詰めにしてあるものは、下段の物ほど接触している面積が多く、柔らかくなりやすいため、チェックしましょう。
アイベリーの保存方法
冷蔵庫で保存する場合はヘタを取らずに洗わないまま、冷蔵庫に入れておくのが良いです。より長持ちさせるならば、水気をなるべく拭き取り、ヘタを下に向けて容器に入れて保存すると長もちします。さらに長時間保管するには冷凍庫保存かジャムに加工する方法もあります。