作付面積 | 177.0ha |
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出荷量 | 1,524t(令和5年度現在) |
産地としての特徴
大和芋は多古町、香取市栗源地区を中心に栽培されており、千葉県一の栽培面積があります。
特に多古地区は全国トップクラスの生産量を誇る産地として知られています。
京浜市場に近い地の利を生かし、味や風味、形にこだわったものを有利販売しています。
生ですりおろして食べるもよし、焼いても揚げてもよしの優れた“健康食”です。
美味しさのポイント
粘りの強いものが好みの方は、表面がデコボコした大和芋を、逆にむき易さで選ぶのであれば表面がきれいな大和芋がお勧めです。
大和芋の栄養
大和芋の粘りの成分には「胃を保護する役目」を果たすと共にタンパク質分解酵素を持っているので吸収を良くし、疲労回復にも効果があります。このように栄養価の高い大和芋は「山ウナギ」や漢方で「山薬」と言われています。大和芋の栄養素は加熱をしてしまうと分解してしまうため、生食が一番おすすめです。
大和芋の豆知識
見分け方
表皮の色が自然な肌色のもの。※色の濃い方が粘りが強いという説もあります。
切り口が白いものが良いです。
保存方法
大和芋は呼吸をしているので、真空パックの封を切って切り口だけラップをして冷蔵庫の野菜室で保存します。また、すりおろした大和芋は板状に伸ばして冷凍すると必要量だけ使うこともできます。
おすすめレシピ
大和芋を使ったふわふわお好み焼き
- 大和芋・・・・・・1本(150g)
- ベーコン・・・・・2枚
- 卵・・・・・・・・1個
- ウインナー・・・・4本
- ニラ・・・・・・・1/4本
- キャベツ・・・・・1/4玉
- もやし・・・・・・1/3袋
- 薄力粉・・・・・・50g
- お好み焼きソース
- 鰹節
- 青のり
- ごま油
【1】大和芋2/3はすりおろし、1/3は1cm角、キャベツは千切り、ニラは4等分、もやしは半分、ウインナーはお好みの大きさに切る。
【2】ボウルに【1】を入れ、卵、薄力粉を加えてよく混ぜる。
【3】フライパンにごま油をしき、中火でベーコン1枚を両面焼く。焼き終わったらベーコンの上に【2】を半分流し込む。
【4】底面に焼き色がついたら裏返し、蓋をして中火のまま2分間蒸し焼きにする。
【5】作り方【3】【4】を繰り返し、もう1枚焼く。
【6】器に盛りつけ、お好み焼きソース、鰹節、青のりを乗せたら完成!
大和芋のつみれ汁
- 大和芋・・・・・・・・・1本
- 薄力粉・・・・・・・・・大さじ1/2
- 人参・・・・・・・・・・1/2本
- しょうが・・・・・・・・小さじ1
- 玉ねぎ・・・・・・・・・1/2個
- 醤油・・・・・・・・・・大さじ2
- ニラ・・・・・・・・・・1/4本
- 酒・・・・・・・・・・・小さじ1
- えのき・・・・・・・・・1/3個
- 鶏がらスープの素・・・・大さじ2
- ひき肉・・・・・・・・・150g
- 塩コショウ・・・・・・・少々
- 卵・・・・・・・・・・・1個
- 水・・・・・・・・・・・500ml
【1】大和芋1/2をすりおろし、1/2を1cm角に、人参の半分をみじん切り、玉ねぎ半分をみじん切りにする。
【2】人参の半分をイチョウ切り、玉ねぎ半分を薄切り、ニラは4等分、えのきは半分に切る。
【3】ボウルに【1】の具材とひき肉、しょうが、卵、薄力粉を加え、塩コショウを振って混ぜる。
【4】鍋に水、酒、醤油、鶏がらスープの素、切った具材を入れ中火で沸騰させる。
【5】混ぜた具材を団子状にこねて鍋に落とし、中火で5分煮立たせれば完成!